第二東京弁護士会国際委員会において「訴訟・係争における損害・価値評価専門家の役割と実務」が開催されました。

6月15日、近年、第二東京弁護士会国際委員会において、弊社マネージングディレクターの池谷誠が「訴訟・係争における損害・価値評価専門家の役割と実務」と題し、同委員会会員向けの講演を行いました。同講演では、商事紛争、証券訴訟、知財訴訟、独禁法訴訟、株価訴訟など、主要な訴訟や係争の類型ごとに、損害に係る法的な枠組みを基礎として損害に係る因果関係や経済的影響を説明する損害理論やこれに基づき具体的な損害額を計算する損害モデルを構築することなど、損害分析の基本的手法が紹介され、実際の訴訟や係争、国際仲裁などにおいて争点となりやすい論点や、損害や株式価値評価において専門家がどのような役割を果たし、実務においてクライアントや弁護士とどのように協働していくか、また、米国など諸外国と我が国との間での実務上の違いなど実務上の留意点などについて、議論が行われました。