旬刊経理情報に 「「1倍割れ」が表す企業価値を考える~PBR(株価純資産倍率)の経済的意味と投資家との対話における留意点」が掲載されました。

旬刊経理情報最新号(2023/04/20)(目次はこちら)に、弊社マネージングディレクター池谷誠による「「1倍割れ」が表す企業価値を考える~PBR(株価純資産倍率)の経済的意味と投資家との対話における留意点」が掲載されました。同記事においては、東証が先般明らかにした、継続的にPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回っているプライム/スタンダード市場上場会社に対し、一定の開示を求めていくという方針について、東証がPBR1倍割れ状態を「資本コストを上回る資本収益性を達成できていない」状態であるとするものの、PBRの解釈には注意を要する点が多くあること、PBR向上のための施策として注目される自社株買いは本源的な株式価値に対しては中立的であること、今後の開示や投資家との対話において、自社のPBRの状況について分析的に検討し、ROEと資本コスト、中期的な企業価値向上など基本的項目との関連が理解できるよう、準備を進めることが重要であることなどが議論されています。